今回は、Visual Studioでビルドを試してみましょう。
最初にCMakeのインストールが必要です。MSYS2のCMakeとは別のものです。 こちらからCMakeをダウンロードしてインストールしておきます。
次に、Windowsのスタートメニューのプログラムの一覧から、 「Visual Studio 2017」のフォルダの方をクリックします。
「VS 2017 用 x86 Native Tools コマンド プロンプト」をクリックします。
Visual Studioのコマンドプロンプトが起動します。
「cd 」(シー、ディー、スペース)と入力して、MyProjectフォルダをコマンドプロンプトへドラッグ&ドロップします。
Enterキーを押すと、MyProjectフォルダに移動します。
「"C:\Program Files\CMake\bin\cmake.exe" -G」と入力してEnterキーを押しましょう。
あれこれ表示されます。
上の方に、スクロールして、「Visual Studio 15 2017」があるのを確認します。
「"C:\Program Files\CMake\bin\cmake.exe" -G "Visual Studio 15 2017"」と入力してEnterキーを押しましょう。
CMakeの設定が前と違うので、失敗しました。 英語でバイナリーディレクトリーを変更するか、「CMakeCache.txt」を削除しなさいと書いてあるので、 ファイル「CMakeCache.txt」を削除して下さい。
削除したら、キーボードの「↑」キーとEnterキーを順番に入力して、コマンドを再度起動します。
次のように、「MyProject.sln」ファイルが作成されていれば、CMake実行成功です。
コマンドプロンプトを閉じて下さい。そして、 Visual Studioを起動して、Visual Studioから「MyProject.sln」ソリューションファイルを開いて下さい。 起動や開くのには、時間がかかります。
Visual Studioの左側の「ソリューション エクスプローラー」で「MyProject」を右クリックして、 「スタートアップ プロジェクトに設定」を選びます。
「デバッグ」メニューから「デバッグの開始」を選ぶと、ビルド・実行できます。
「ソリューション エクスプローラー」のツリービューを展開し、ファイルアイコンをダブルクリックすると、 ソースを編集できます。
Visual StudioでCMakeを使ったビルドについて説明しました。