MZC4で無料Windowsアプリ開発

Visual Studioでビルド

戻る | 前へ | 次へ


今回は、Visual Studioでビルドを試してみましょう。

最初にCMakeのインストールが必要です。MSYS2のCMakeとは別のものです。 こちらからCMakeをダウンロードしてインストールしておきます。

次に、Windowsのスタートメニューのプログラムの一覧から、 「Visual Studio 2017」のフォルダの方をクリックします。

[スタートメニュー]

「VS 2017 用 x86 Native Tools コマンド プロンプト」をクリックします。

[VSコマンド プロンプト起動]

Visual Studioのコマンドプロンプトが起動します。

[VSコマンド プロンプト]

「cd 」(シー、ディー、スペース)と入力して、MyProjectフォルダをコマンドプロンプトへドラッグ&ドロップします。

[VSコマンド プロンプト2]

Enterキーを押すと、MyProjectフォルダに移動します。

「"C:\Program Files\CMake\bin\cmake.exe" -G」と入力してEnterキーを押しましょう。

[VSコマンド プロンプト3]

あれこれ表示されます。

[VSコマンド プロンプト4]

上の方に、スクロールして、「Visual Studio 15 2017」があるのを確認します。

[VSコマンド プロンプト5]

「"C:\Program Files\CMake\bin\cmake.exe" -G "Visual Studio 15 2017"」と入力してEnterキーを押しましょう。

[cmake実行失敗]

CMakeの設定が前と違うので、失敗しました。 英語でバイナリーディレクトリーを変更するか、「CMakeCache.txt」を削除しなさいと書いてあるので、 ファイル「CMakeCache.txt」を削除して下さい。

[cmake実行失敗]

削除したら、キーボードの「↑」キーとEnterキーを順番に入力して、コマンドを再度起動します。

[cmake実行成功]

次のように、「MyProject.sln」ファイルが作成されていれば、CMake実行成功です。

[cmake実行成功2]

コマンドプロンプトを閉じて下さい。そして、 Visual Studioを起動して、Visual Studioから「MyProject.sln」ソリューションファイルを開いて下さい。 起動や開くのには、時間がかかります。

Visual Studioの左側の「ソリューション エクスプローラー」で「MyProject」を右クリックして、 「スタートアップ プロジェクトに設定」を選びます。

[スタートアップに設定]

「デバッグ」メニューから「デバッグの開始」を選ぶと、ビルド・実行できます。

[デバッグの開始]

「ソリューション エクスプローラー」のツリービューを展開し、ファイルアイコンをダブルクリックすると、 ソースを編集できます。

[ソースの編集]

Visual StudioでCMakeを使ったビルドについて説明しました。


© 2018 片山博文MZ. All Rights Reserved.

戻る | 前へ | 次へ

inserted by FC2 system